小学3年生の息子に自分専用のパソコンを使わせる話:プログラミングいろいろ

2019年8月29日

この夏、ふと思い立って息子に専用のパソコンを持たせてあげようと思いました。
大きな理由は、息子がプログラミングに興味を持ったからです。ただどこまで継続するのかは不明ですが、とりあえずパソコンを部屋に置いてあげようと思っています。

興味を持った理由は来年から小学校でプログラミングの授業が始まるということもあり、夏休みのイベントで「プログラミング講座」と呼ばれるものが多く実施されています。去年あたりから息子に確認しつつ、いくつかのプログラミング講座に参加させてみました。

受けてみるとわかりますが、アウトプットが異なるものの、ほとんどScratchを使ったものになっています。ScratchはMITが開発した教育用の言語で、ブロックの組み合わせでプログラミングが可能というやつですね。

あとはアウトプットするのが、PCで完結しているか、外部の何かしらデバイスを動かすものかという違い。
息子が受けたプログラミング講座では、ロボットだったり光るボードを動かすものがほとんどでした。体験会で触ったロボットや基板などを私の主観を含め説明します。

■Micro:bit(お手軽感高め)

BBCが開発した教育用のボードです。いろいろなセンサーが搭載されているので「降るとサイコロのように1から6までをランダムに表示する」「気温を表示する」などがこのボードだけでできるので、動きが分かりやすくて達成感が得やすそうなボードです。プログラミングはScratch的な感じでやります。

教育用ということで値段も控えめなのかな。2000円程度で購入可能です。

■ロボカップ用のロボット(がっつり競技用)

自走式のロボットで、搭載されているセンサーを活用して、フィールド上のボールを追いかけるサッカーロボットのようなものでした。これはちょっとセンサーのチューニングが難しく、時間もあまりなかったのでハードルが高めになったのですが、ロボカップという大会があったりするので、そのあたりの大会を目指してコツコツやっていく感じのものですかねぇ。

本体もちょっとお高めですね。ちなみにこれで基本セットって感じで、チューニングは可能なようです。

■ドローン(どちらかというと飛ばして遊ぶ?)

プログラミング用のドローン体験もしました。興味はあるようなんですが、ドローンを飛ばす環境を考えると自宅では難しいのかなぁと思ったのかはわかりませんが、欲しいかと聞いたところ反応はいまいち。
Youtubeでドローンの動画を見ているからかもしれませんが、ドローンはプログラミングというよりも空撮用のカメラだという認識なのかもしれません。

体験会で触ったのはこのドローンのEDUCATIONエディションかなぁ。

■ozobot(PCレスのお手軽プログラミング)

これはPC上でプログラムを書くのではなく、ライントレースが基本動作で、その上に貼られたシールの組み合わせ(例えば赤→緑→黄色の順に読み込んだら右折するなど)でプログラミングできるロボットです。シンプルな動作しかできませんが、ライントレースで動作するので、線を書いてあげればその上を走り続けるので、まあ低学年向けでしょうかね。

他にもいくつかありましたが、とりあえず息子が体験していたのはこれくらいです。この中でもMicro:bitには興味津々で「家にあったらめっちゃ作る」と言いながら、キーボードを叩く真似をしていました。
それほど高価でもないので、Micro:bitを導入することにしました。親のPCを使わせてもよかったのですが、PCもそれほど高くないですし、これからの社会では必須(かなぁ。タブレットにリプレースされるかなぁ)になるとは思っていますので、この機会にPCも用意することにしました。

次回は子供用のPCについてのお話を書いてみようかと思います。