古いマシンにlubuntuを入れてサブマシンに仕立て上げる。

父親からDynabook AX/55ABを譲り受けてきた。
2007年1月発売なのでかれこれ5年以上前のモデルである。

CerelonM 430/2GB DIMM/100GB HDD

まあそのままだとあまり使い道が無いので、手元に余ったSSDに換装して、ある程度使える端末として活用していきたい。
もちろんサブマシンなので、メインマシン同様の使い方はできないけれど、リビングで軽くPCさわって使える程度の用途を考えております。

古いマシンを復活させるとなれば、選択肢としては ubuntu
なんですが、ubuntuに採用されているunityの使い勝手がいまいちなのでlubuntuでしょう。をチョイス。

以下のような方針でセットアップしてみました。

使いたいのは
・ツイッター
・ブラウジング
・Evernote
・Picasa
・簡単な画像加工
この程度出来ればサブマシンとしては十分。早速この方向でセットアップしてみることに。

まずは素でlubuntuをインストール。インストール後は言語パッケージを追加。

そして、インストール後に必要のないパッケージをサクサクと削除。
使うアプリは以下のような感じに。
メインブラウザ:Chronium
動画再生:VLC
音楽再生:Audacious
画像編集:GIMP
ブラウザから利用:Evernote,Picasa

■dropboxを使う
以下のコマンドでインストール。
# sudo apt-get install nautilus-dropbox
nautilusが必要になるけれども、ここはまあ背は腹に変えられるという事で。

■日本語入力はmozcに変更。
パッケージマネージャーでmozc-ibusをインストール後、キーボードインプットメソッドでデフォルトを変更。Anthyは予備として消さずに残しておく。

■NASへの接続はautofsで。
[ubuntu]cifsでautofs http://bangbangshoot.sakura.ne.jp/tdiary/?date=20090110
このあたりを参考にしてセットアップ。
ただこのままだとアクセスしない限りフォルダが作成されないので、/etc/auto.masterに–ghostを追加。
問題はデスクトップにショートカットを作った時の挙動がおかしいところ。ここは改善の余地あり。

■flash player
flashplayerもパッケージ管理からインストール可能。
いま配布されているのが最終バージョンになるようなので、セキュリティ面とか気になるところもありますけどね。
Adobe、Linux版Flash Playerの開発打ち切りへ(/.-J)

これでサブマシンとしては十分な状態になりました。使用容量は5GB弱なので、容量の少ないSSDでも実用可能な環境が作れるんじゃないでしょうか。USBブート可能なマシンなら、USBにこの環境を構築するっていうのもありですよね。