自作サーバ復活計画その2:ジュークボックス的ななにか。

前回、USBメモリへのインストールが完了したubuntu。
このままだと重いので、lubuntuを入れてデスクトップ環境はそちらにシフトしました。
以下のコマンドを実行するだけでlubuntuのインストールは完了です。
# apt-get install lubuntu-desktop
その後で、使用しないアプリを削除して環境を整えました。

さてさて、本題のジュークボックス的な何かですが、我が家ではmp3を以下のような形で管理しています。
・NASにすべてのmp3を保存
・NASの機能を使ってmp3を共有
・iTunesから共有されているmp3を参照
iTunesの共有はdaapというプロトコルを使っているので、これが利用できるアプリを探せばいいわけですね。
参考:Digital Audio Access Protocol(wikipedia)

検索したところdaap対応アプリがいくつかありましたが、見た目や使い勝手を考えてiTunesに近いUIである二つのアプリに絞り込んで検証してみました。
・banshee http://banshee.fm/
・Rythmbox http://projects.gnome.org/rhythmbox/

以前はRythmboxが標準のプレイヤーだったのですが、最近のバージョンはbansheeが標準として採用されているようです。
どちらもパッケージマネージャーからインストールできるので、インストールして確認してみることに。
評価のポイントは「共有されているmp3を再生できるか」のみとします。

[banshee]
共有されているサーバへアクセスはできるが、mp3リスト取得がうまくいかない。
時間がかかっているだけの可能性もあるが、一晩放置しても取得できない状態だった。

[Rythmbox]
共有されているサーバへのアクセス、ファイルの取得も可能。

これですでに軍配はRythmboxに上がっていますが、ちょっと気になる動きがありました。
リスト取得した後にRythmboxを再起動すると、サーバから取得したリストが消えてしまい、再度取得する必要がありました。
しかしこれではいろいろと不便ですので、どうにかできないかとググったところ、以下のサイトを発見しました。

daap クライアント on kubuntu(ブログっぽい何か)

どうやらデーモンがうまい具合に立ち上がっていないので起きる現象のようです。
サイトに書かれている通りに該当箇所の設定を変更することで問題なく起動、その後Rythmboxを起動すると問題なくサーバ設定が保存されておりました。

さてさて次は全文検索システムについてでございますが・・・。