ふと思い立って同人誌を作ってみた
ゴールデンウィークいかがお過ごしですか。
私はのんべんだらりと過ごしております、なんやかんやで人が多いところに行くのは気が引けてしまうんですよね。
そんな中、所用で実家に泊まってきたんですが、ちょっと時間があったので同人誌ってどうやって作るんだっけなと思って書き始めました。まあ大体翌日には出来上がった感じだったので、それまでの流れをざっくり書いて見たいと思います。
お題を決める
まあ書く内容ですよね。
まずそんなに時間がないので、文章だけというのは決まってました。写真とか使いたいんだけどそこまで行くと時間がかかるので今回は文章のみ。
文章だけでいけるものってのはエッセイ的なやつかなと思いつつ、何かしらテーマが欲しいと考えて、行き着いたのばボードゲームでした。簡単なボードゲーム紹介のような本を作ってみることにしました。
執筆ツール
文章をただただプレーンテキストで書いても後からめんどくさいですし、個人のPCにWordが入っているわけでもない。ということで、今回選択したのはMarkdownでした。
PCは初代のGPD PocketでVisual Code Studioを使ってちまちま書いた感じです。
これくらいのサイズが持ち歩きには最適ですよね
まあMarkdownで書いとけば、後からいくらでも潰しが利くだろうということでザクザクと書いていきました。1ボードゲームにつき1ページくらいの感覚でザクザクと書いていきました。まあこれが一番時間がかかる作業ですよね。
体裁を整える
とりあえずMarkdownで書いたものの、それをPDFにする必要があります。以前はRe:viewとかpandocなんかを使ってPDF化していたのですが、実家に持っていったマシンにはそれが入っていません。
Webアプリでなにかないかなと調べたところ、FlightBooksというサービスを見つけました。
Markdownで書いたものをそのままPDF化してくれます。ちゃんとした印刷に出す際のデータや電子書籍用のデータも選べますし、目次、中表紙、はじめに、おわりになど本の体裁として必要なものはほぼ揃っています。表紙作成も別ファイルにはなりますが可能です。
このサービスで十分でした。
書いたデータを放り込んで、必要なページ数(4の倍数ですね)あるかを確認。今回は2ページほど足りなかったので追記して最終的なデータを作成しました。
印刷と製本
最後に印刷と製本ですが、今回はまあサクッとコピー本にする予定だったので、コンビニのコピー機を使いました。
ローソンのコピー機だとPDF印刷の際に「小冊子」という項目があるんで、それを選択して印刷するとちゃんと中綴じ用になって印刷されます。もうこれで十分じゃないですかってレベル。
ちなみに今回表紙含め20Pの本になりましたが、印刷代は90円でした。
製本に関してはダイソーのまわるホッチキスを使ってホチキスどめ。
新しく買ったとしても出費は100円ですね。
ということで完成したのがこちら。
まあ内容的には薄いですし、誤字脱字の確認なんかもしてません。
その辺も自動でやってくれるツールもあるので、そういう環境をきれいに整えていけば、書く内容さえあれば本作りできるなという感じでございました。
所要時間はずっとその作業だけやってたわけじゃないですが、書き初めから大体1日くらいではできました。サービスの充実とやる気次第でどうにかなるんだなと思った同人誌作成でございました。