iMac(2009 early)がやってきた
友人がFacebookでiMacの不調を訴えていたので、軽くサポートしていたのだが、結局Appleのサポート受けても結論は「HDDの故障」で終わりそうだとのこと。
また2009年モデルなので、修理ではなく買い替えようと思っていたということなので、軽く下取りするよと言っておりました。
すると先日、「iMac買い替えたので古いiMacを持っていきますね」との連絡をいただいた。
「壊れているのもは壊れているんだから、いじったとこころで壊れている以上にはならない」というのをモットーにしているのでいじってみることに。
驚き。
iMac early 2009には21インチと24インチのモデルがあり、小さい方だと聞いていたのですが、実際には24インチモデルでさらにビデオカードが乗っているモデルでした。そこそこいいんじゃないかこいつ。
何はともかくAHT
ディスク不良と聞いているものの実際にそうなのか確認する必要があります、さらにそれ以外の問題を抱えている可能性があります。それを確認するためにAHT(Apple Headware Test)を走らせてみることにします。
通常はHDDにインストールされているので、起動時にキーボードのDを押しながら起動するだけですが、一回クラッシュしているのでHDDからの起動は不可です。
その場合には、付属しているディスクから起動する事が可能です。付属ディスクは2枚、OSインストール用のディスクとアプリケーションインストール用のディスクです。
アプリケーションインストールディスクの記載をみると・・・
AHTと書かれています。
これを使ってAHTを起動します。ディスクをドライブにセットしてキーボードのDを押下。
しばらくすると見事にAHTが立ち上がります。
さてさて、ディスク以外のエラーチェックを・・・すると以下のようなメッセージが
おや?メモリでエラー吐いている。出力されたエラーメッセージでググってみると、やはりメモリのエラー。
ディスク以外にもメモリも問題ありかということでメモリを外してテストしてみました。
ディスクは問題なしなのか?
メモリは2スロットあるので、とりあえずどちらか一枚を外してみてテストしたところ、一発でビンゴ、エラーも出力されずにテストは完走しました。
完走したということは、ディスクは問題なしということですね。
結果から考えるとこんな感じに見えてきました。
「メモリ不良が発生している状態で使っていたが、使用中にメモリの問題で再起動が発生するなどディスクにも負荷がかかり最終的にクラッシュした」
つまり、メモリさえ変えてしまえば使えるのではないかということです。手元にあったDDR3 SO-DIMMを挿してAHTしたところ問題なしなのでスロットではなくメモリモジュールの問題だったようです。手元にあったメモリが4GBだったので、2GB+4GBという構成になっております。
この状態で元のHDDにYosemiteをインストールしてみましたが、これも問題なく動作しています。
まとめ
とりあえずMacで何らかのトラブルが発生したら、何はともかくAHT走らせろということですかね。
ちなみにこのiMacは最後の望みをかけて有償サポート受けたそうなんですが、AHTまでたどり着けなかった(誘導できなかった?)ようです。
持ち主に状況を確認したところ「すでに新しいものを買ってしまった。置き場もないのでそのまま使ってください」とのことなので、お言葉に甘えて地道にパワーアップさせていこうかと思います・
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