MacbookProで疑似FusionDriveを構築・・・しかし(2013/01/31追記)
2013/01/31追記
私の環境ではログに以下のようなエラーが吐き出されて、マシンがフリーズするという現象が起きました。
原因を追及する時間もないので、疑似FusionDriveの運用をやめております。
Jan 31 11:00:21 mbp kernel[0]: Failed to issue COM RESET successfully after 3 attempts. Failing…
Jan 31 11:00:21 mbp kernel[0]: CoreStorageGroup::completeIORequest – error 0xe00002c0 detected for LVG “Fusion Drive” (338A6C3C-3C38-497F-90FC-EC1327EF89E5), pv A3C898E0-1B2F-464D-B0FD-7C0629C8B429, near LV byte offset = 207533113344.
Jan 31 11:00:21 mbp kernel[0]: IOBlockStorageDriver[IOBlockStorageDriver]; executeRequest: request failed to start!
Jan 31 11:00:21 mbp kernel[0]: CoreStorageGroup::completeIORequest – error 0xe00002be detected for LVG “Fusion Drive” (338A6C3C-3C38-497F-90FC-EC1327EF89E5), pv A3C898E0-1B2F-464D-B0FD-7C0629C8B429, near LV byte offset = 202944598016.
Jan 31 11:00:21 mbp kernel[0]: disk2: resource shortage.
0.はじめに
ネジ山をつぶしながらも、DVDドライブをHDDに交換し、SSD+HDD構成の快適な環境にしたMacbookPro。
ここまで来たらせっかくなので、疑似FusionDriveも試してみることに。
参考: Mac mini (Late 2012) and iMac (Late 2012):Fusion Drive について
すでに作成方法は確立されているので、ググってその通りにやっていくだけなんですが、手順等々をメモ代わりに。
※OS起動中に作業を行っていないため、スクリーンショットなどが無く実行結果はメモ書きなどから起こしています。
※そのため、実行結果が正確ではない部分がありますが、実行するコマンドについては問題ないかと思います。
1.OSをUSBブートさせてターミナルを立ち上げる。
インストール用USBメモリなどから起動させてください。
参考: ひとりぶろぐ » OS X Mountain Lionの起動ディスクの作成方法
2.使用するディスクのデバイス名を確認。
以下のコマンドを入力して、使用するSSDとHDDを確認します。
diskutil list
結果は以下のような感じで出るかと思います。実際には***の部分にはパーティション情報が表示されます。
/dev/disk0
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: GUID_partition_scheme *120.0 GB disk1
***
/dev/disk1
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: GUID_partition_scheme *1.0 TB disk0
****
容量からどのディスクかを判断しました。私の環境ではdisk0がSSD、disk1がHDDになっていました。
3. SSDとHDDをFusionさせる。
次に、以下のコマンドを入力してSSDとHDDを一つのディスクにします。
2で確認したデバイス名を使用して以下のコマンドを実行します。この際にSSDを先に指定する方がいいようです。
diskutil cs create FusionDrive disk0 disk1
FusionDriveの部分はいわゆるLVG名なので、わかりやすい任意の名前で。私はわかりやすくFusionDriveとしています。
実行するとつらつらと文字列が流れていきますが、最後に以下のような表記が出れば実行完了です。
Core Storage LVG UUID: 338A6C3C-3C38-497F-90FC-EC1327EF89E5
Finished CoreStorage operation
ここで出てきたUUIDを確認しておきましょう。
4.ボリュームを作成。
そろそろ仕上げです。先ほどの実行結果に出力されているUUIDを使ってボリュームを作成します。
diskutil coreStrage createVolume 338A6C3C-3C38-497F-90FC-EC1327EF89E5 jhfs+ MacintoshHDD 100%
これで疑似FusionDriveが完成です。あとはこのディスクにOSをインストールして、バックアップ復元するとオッケーです。
ベンチマークの結果。
最後にベンチマークを添付しておきます。
SSD単体のベンチマーク。
FusionDriveのベンチマーク
なんか画像がぼんやりしてますが、なんとなく同じ感じなのは確認できるかと思います。
速度は上がりましたが、相対的に故障率も上がっています。Timemachineでバックアップをしっかりと取りつつ運用していきたいと思います。
参考:[Mac] 噂のFusion Driveを自分のSSD&外付けHDDを使って自家製で構築してみる。 | Tools 4 Hack
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