LibrettoU100救済措置 その1
私はかなり図体がでかい。それにも関わらず、小さいPCやガジェットが大好きなのだ。
そしていま、手元にあるノートPCはLibretto U100である。
スペックは以下の通り。
Intel Pentium M 733(1.10GHz)
メモリ:1GB(最高)
HDD:60GB(1.8インチ)
7.2型WXGA
5年も前のモデルなので、スペックはかなり見劣りするのだが、まだ動くこのPCをそのまま放置するのももったいない。
そこで復活させて使いたいということで、救済措置を行うこととした。
目標は以下のとおり。
・起動をいまより早くしたい
→HDDが1.8インチなので読み込みが20MB/sくらいなのでどうにかしたい
・とりあえずEvernoteとdropboxが動けばいい
→いま流行りのクラウド。それほど重い作業はできないと踏んでいる
・あまり追加投資をしたくない
→なんだかんだいっても5年前のモデル。それほど追加投資をしたくない。
この3点を目標に、LibrettoU100救済措置をスタートさせた。
■起動を早くしたい
SSDを導入すればいいのだが、あまり追加投資をしたくないという目標がある。
そこで、SSDもどきの1.8インチ→CF変換アダプタを導入することにした。これなら手元にあるCFが使えるし、変換アダプタ自体はそれほど高価ではない。
費用対効果を考えると、これがベストだと考えてPCショップにて購入
AREA ―エアリア― |世田谷電器 >上野毛 – AR-IDE1CF500
名前は変だが、問題なく使えるアイテムだった。
次の問題は、手持ちのCFの容量が少ないということ。最大で4GB。
これに収まるOSということで、ubuntuをセレクト。ubuntuならインストール直後の使用容量は4GB以下なので問題なくインストール可能。
さっそく、LibrettoU100のHDD換装だが・・・。
なにせこのPCは小さくするために惜しみない努力を行っているのだが、その結果としてハードウェアメンテナンスがものすごい面倒なことになっている。メモリの増設程度ならすぐにできるがHDDとなると、全部ばらさないといけないのだ。
以下のサイトを参照にちまちまと作業を開始する。
Libretto U100 HD交換方法
分解が終わればあとはCFとHDDを交換するだけである。ちなみに今回使ったCFはTransendの266倍CF。
交換終了後、BIOS等々の確認を行いubuntuのインストール。
ubuntuのインストール自体はまったく問題なく進行。起動も問題なし。
いや、起動に関しては問題なしというよりも爆速といってもいいくらいの速度。grubのメニュー出すタイミングが図れないくらいの速度です。
起動後、モニターや無線LAN/有線LAN、そしてサウンドに関しては問題ないことも確認。
とりあえずhdparmでCFの速度を測ったところ
Timing buffered disk reads: 136MB in 3.02 seconds = 45.09 MB/ sec
速い!まったく文句なしのプラットフォームが出来上がった。
さて、ここから環境設定なんですが・・・まさかの落とし穴が。
そんな感じで、その2に続く。
Discussion
New Comments
No comments yet. Be the first one!